下の日記の追加・コメント
2005年11月4日 時事ニュース製の担架で運ばれて行った。
父も同伴した。
少し悲しそうな顔をしていた。
同日
銀色のベルを揺らせば涼しげな音が鳴るだろう
銀色の刃物の先で命が震えている此れはどんな音色を奏でているのか。
母の顔を暖かいタオルで拭いてあげた。
10月3日
今日は病院へ行ってきた。
祖父母と兄と僕とで母の見舞いに訪れたのだ。
先客として叔母さんが居た。
まあ、呼ばれて行ったのだから当たり前ではある。
10月某日
今日は調子が良い。
何でも新しい薬を貰ってきたという。
病名も分かった、ストレスによる多発性神経炎だそうだ。
検査で何も出なかったからそう判断したらしい。
10月某日
星が空から落ちる。
兔たちはオーブンの中で草むらの記憶すらも硬化させる。
500mgに増やしたステロイドの影響だろうか、顔の腫れが目立っていた。
10月某日
人は輪になって踊る。
丘の上で死体を数え、微笑みながら飲み交わす。
撃ち殺された男の匂い、引き裂かれた女の匂い。
10月某日
部屋が変わっていた。
4階のB棟、3人部屋だ。
10月某日
血圧は上が115、下が85であった。
殆ど戻ってきたところだ。
しかし病状は悪化している。
日直の先生も異常を察し、集中治療室へ連れて行った。
10月某日
特に変化なし、今日も昨日と同じように写真を撮って帰った。
長男に目つきが怖いと言われた。
寒気がするって、僕は“毎日この顔を洗面台の前で見ているんだぜ。
10月16日
叔母が言うところによると、母は幻覚を見始めたらしい。
居もしない虫や、ドアの傍の白い陰に悩まされていると言う。
同日
【演技】
今日の朝、先生に筆記用具を借りた。
其の時泣きながら母の話しをして、同情を得た。
人って案外簡単に騙されるものなんだと思った。
同日
蒼ざめた馬の通る道に、規則は存在しない。
暗闇を進む足跡は草木を枯らし、死を招く。
其処に生命は宿らない。
在るのは寂しい同じ形。
少女の日記は、ここで終わっている。
そして、この4日後に、自らも毒薬を飲んで自殺未遂をした。
本当に心が病んでいるとしかいえないであろう。
普通の少女なら好きな人とデートしたいだとか
おしゃれをしたい、そんなことを考える世代である。
(なにが普通かも客観的には難しいが)
なのに、なぜ死体や薬物などにはまってしまったのか?
俺はやはりどこかで、同じ世代の人とうまく接することが
できなくなったために、自分の世界にどんどん閉じこもって
しまった結果、ずれが生じてしまったと考える。あくまで
これは俺の意見ですが。こういった事件が起こる前には
日記のとおり怪しげな本をかいたり、動物に暴力を
ふるうなどといった奇怪な行動やサインが必ずある。
それをいかに周囲が監視するわけにはいかないので
さりげなくみつけだし、彼女の心の闇を救ってあげるのか
にかかっているのではないだろうか。
また、映画などの暴力シーンと子供の影響についてもっと
研究していくべきである。なんといっても感情の欠如と
いうか、人としてあるべき感情がそこにないと俺は
考える。俺の場合は祖母がなくなったり身近に人の死を感じられた。そして死というものについて考えさせられた。
しかし、長崎小学生殺人事件などをはじめ彼らには人の痛み
というものがないのであるといえば言いすぎであるが抑圧
されてしまっており無意識下に沈められてしまっている。
いまこそ犯罪の少子化を考えるときがきている。
父も同伴した。
少し悲しそうな顔をしていた。
同日
銀色のベルを揺らせば涼しげな音が鳴るだろう
銀色の刃物の先で命が震えている此れはどんな音色を奏でているのか。
母の顔を暖かいタオルで拭いてあげた。
10月3日
今日は病院へ行ってきた。
祖父母と兄と僕とで母の見舞いに訪れたのだ。
先客として叔母さんが居た。
まあ、呼ばれて行ったのだから当たり前ではある。
10月某日
今日は調子が良い。
何でも新しい薬を貰ってきたという。
病名も分かった、ストレスによる多発性神経炎だそうだ。
検査で何も出なかったからそう判断したらしい。
10月某日
星が空から落ちる。
兔たちはオーブンの中で草むらの記憶すらも硬化させる。
500mgに増やしたステロイドの影響だろうか、顔の腫れが目立っていた。
10月某日
人は輪になって踊る。
丘の上で死体を数え、微笑みながら飲み交わす。
撃ち殺された男の匂い、引き裂かれた女の匂い。
10月某日
部屋が変わっていた。
4階のB棟、3人部屋だ。
10月某日
血圧は上が115、下が85であった。
殆ど戻ってきたところだ。
しかし病状は悪化している。
日直の先生も異常を察し、集中治療室へ連れて行った。
10月某日
特に変化なし、今日も昨日と同じように写真を撮って帰った。
長男に目つきが怖いと言われた。
寒気がするって、僕は“毎日この顔を洗面台の前で見ているんだぜ。
10月16日
叔母が言うところによると、母は幻覚を見始めたらしい。
居もしない虫や、ドアの傍の白い陰に悩まされていると言う。
同日
【演技】
今日の朝、先生に筆記用具を借りた。
其の時泣きながら母の話しをして、同情を得た。
人って案外簡単に騙されるものなんだと思った。
同日
蒼ざめた馬の通る道に、規則は存在しない。
暗闇を進む足跡は草木を枯らし、死を招く。
其処に生命は宿らない。
在るのは寂しい同じ形。
少女の日記は、ここで終わっている。
そして、この4日後に、自らも毒薬を飲んで自殺未遂をした。
本当に心が病んでいるとしかいえないであろう。
普通の少女なら好きな人とデートしたいだとか
おしゃれをしたい、そんなことを考える世代である。
(なにが普通かも客観的には難しいが)
なのに、なぜ死体や薬物などにはまってしまったのか?
俺はやはりどこかで、同じ世代の人とうまく接することが
できなくなったために、自分の世界にどんどん閉じこもって
しまった結果、ずれが生じてしまったと考える。あくまで
これは俺の意見ですが。こういった事件が起こる前には
日記のとおり怪しげな本をかいたり、動物に暴力を
ふるうなどといった奇怪な行動やサインが必ずある。
それをいかに周囲が監視するわけにはいかないので
さりげなくみつけだし、彼女の心の闇を救ってあげるのか
にかかっているのではないだろうか。
また、映画などの暴力シーンと子供の影響についてもっと
研究していくべきである。なんといっても感情の欠如と
いうか、人としてあるべき感情がそこにないと俺は
考える。俺の場合は祖母がなくなったり身近に人の死を感じられた。そして死というものについて考えさせられた。
しかし、長崎小学生殺人事件などをはじめ彼らには人の痛み
というものがないのであるといえば言いすぎであるが抑圧
されてしまっており無意識下に沈められてしまっている。
いまこそ犯罪の少子化を考えるときがきている。
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